太陽光発電と蓄電池を設置するメリットとは?
POSTED. 2023.3.28
こんにちは、アルファ建築空間です。
家づくりの際に、太陽光発電と蓄電池を設置するか迷われている方も多いのではないでしょうか。
電気料金が高騰している今、アルファ建築空間でもお家を建てられる際には、太陽光発電と蓄電池の設置をご提案させていただいています。
そもそもなぜこんなに電気代が高騰しているかを簡単にご説明します。
毎月届いている電気代の内訳をよく確認してみると、
・燃料費等調整額
・再エネ賦課金(2012年8月から開始) という項目があります。
この2項目が昨年の同じ時期と比べて高騰しているため、電気料金全体が上がっています。
燃料費等調整費とは
火力発電に使われる燃料(原油・石炭・液化天然ガス)の価格の変動を、毎月の電気料金に反映させている金額です。
日本は火力発電に必要な燃料を、海外からの輸入にほとんど頼っているため、石炭や液化天然ガスの輸入価格が高騰したことや、ロシア・ウクライナ情勢による天然ガス・石炭の供給が不安定になったことにより、燃料費調整額が値上げされました。
再エネ賦課金とは
電力会社が再生可能エネルギー電力を買取るために、電気のご使用量に応じ、電気料金の一部として、電気をご使用になるお客さまにご負担いただいている金額です。
今後ZEH基準住宅が今以上に普及すると、まだまだ価格が高騰する項目と言えます。
上記内容を踏まえると、現在の電気料金高騰は、私たちが直接コントロールするには難しく感じますが、その中でも私たちにできることは、できるだけ電力会社から購入する使用電力を減らし、自家の省エネ化を進めることが必要不可欠です。
そこで今回は、太陽光発電と蓄電池を設置するメリットについてご紹介します。
太陽光発電を設置するメリット
太陽光発電を設置するおもなメリットは、次のとおりです。
●電気料金を節約できる
太陽光発電を設置すると、日中の時間帯は自家発電した電気が使用可能です。
したがって、電力会社から日中の購入電力を減らすことで電気料金の節約につながります。
●停電しても日中は電気が使える
地震や台風などの自然災害が多い日本では、停電で電気が使えなくなることも珍しくありません。
そのような場合でも、太陽光発電があれば、日中は自家発電によって電気をまかなえます。
●環境問題に配慮できる
太陽光発電は、発電時に二酸化炭素を排出させない、環境にやさしいエネルギーです。
導入することで、SDGsやカーボンニュートラルな社会の実現に貢献できます。
蓄電池を設置するメリット
蓄電池とは、電気を蓄えるバッテリーのことです。
太陽光発電に蓄電池をプラスすることで、さらに嬉しいメリットが生まれます。
●エネルギーの無駄を減らせる
太陽光発電は、おもに日中に電力をつくります。
しかし、昼間は家を空けており、あまり電気を使わない家庭も多いのではないでしょうか。
蓄電池があると、昼間の発電で余った電気を貯めて夜の消費に回せるため、エネルギーを無駄なく使えます。
●災害時でも普段どおりに近い生活を送れる
蓄電池は、災害や停電時の非常用の電源としても活躍します。
電力会社からの供給が止まってしまっても、蓄電池があれば、太陽光発電によって得た電力を昼夜問わず使用できるようになります。
そのため、停電が長期化しても普段どおりに近い生活を送れて心強いでしょう。
太陽光発電に蓄電池をプラスすると、省エネになり、災害にも強い家を実現できます。
太陽光発電・蓄電池の設置を検討されている方は、ぜひアルファ建築空間までご相談ください。
次回もお楽しみに!