家づくりのお金|イニシャルコストとランニングコストとは?
POSTED. 2023.5.4
こんにちは、アルファ建築空間です。
家づくりの際には建築時のコストだけでなく、住み始めたあとにかかるコストについても考慮する必要があります。
そこで今回は、イニシャルコストとランニングコストについて解説します。
イニシャルコストとは?
「イニシャルコスト」は、土地や住宅の購入から実際に住み始めるまでの間に発生する費用です。
主なイニシャルコストには、以下のような項目が挙げられます。
● 土地・住宅購入費用
● 本体工事費用
● 引っ越し費用
● 火災保険料や住宅ローン保証料などの諸費用
土地や住宅購入費以外に必要となる諸費用分も含めて資金計画を立てることが大切です。
ランニングコストとは?
家を建てた後、実際に住み始めてからの住宅の管理や維持に必要な費用を「ランニングコスト」といいます。
イニシャルコストと違い、家に住み続けている間ずっと払い続ける必要があるので、ランニングコストの節約は家計のカギを握る重要な要素といえるでしょう。
主なランニングコストは以下の通りです。
● 固定資産税
● 保険料
● メンテナンス費
● 水道・光熱費
中でも「メンテナンス費」と「光熱費」は、住宅の性能によって通常よりも抑えられる可能性が高い費用となっています。
イニシャルコストとランニングコスト。どちらを重視すべき?
目先の費用だけを考えるとイニシャルコストを抑えたほうが、住宅ロンの返済額も抑えられて全体的なコストも下がる気がします。
しかし中長期的な視点で考えると、多少イニシャルコストを上げてでもランニングコストを抑えられる高性能住宅のほうが、コストパフォーマンスがよくなる可能性が大いにあります。
とはいえ、住宅購入にお金をかけすぎて家計を圧迫してしまっては元も子もありません。
イニシャルコストとランニングコストのバランスを考慮し、無理のない資金計画を立てることが大切です。
アルファ建築空間では、資金計画に関するご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせくださいね。
次回もお楽しみに!