レンガの家を建てる際の注意点とは?
POSTED. 2023.6.7
こんにちは、アルファ建築空間です。
おしゃれなレンガの家に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、家は長く住み続けるものです。後悔しない家づくりが行えるように、レンガの家に関する正しい知識を知っておくことも大切です。
そこで今回は、レンガの家を建てる際の注意点についてご紹介します。
レンガの家の建築方法
レンガの家は、「積みレンガ」「スライスレンガ」「レンガ風サイディング」という3つの建て方があります。
・積みレンガ
レンガの中にステンレス製の支柱と横筋を通してしっかりと緊結し、積み上げ、モルタルで固める方法です。
レンガとレンガをしっかりと緊結し、強度を高めます。
アルファ建築空間では、レンガ職人がひとつひとつ手作業で積み上げる方法で丁寧に施工しています。
・スライスレンガ
タイルのようにスライスしたレンガを外壁表面に固定する方法です。
積みレンガよりも耐久性は劣るものの、レンガならではの素材感を楽しみつつ、コストを抑えられるというメリットがあります。
・レンガ風サイディング
レンガ風に加工された外壁材を用いる方法です。
本物のレンガと比べると劣化しやすいといわれていますが、建材費や施工費用を抑えられます。
レンガの家の基礎工事について
レンガは、1つあたり約2〜3kgもある重い素材です。
レンガを使うと家全体の重量が重くなりやすいため、おもに積みレンガの家では「ベタ基礎」という丈夫な基礎にする工事が必要になります。
ベタ基礎とは、床一面を鉄筋コンクリートにする方法です。網目のように張り巡らされた鉄筋にコンクリートを流して固め、レンガの重みに耐えられる基礎をつくります。
コストや手間がかかりますが、積みレンガの家を建てるうえで欠かせない工程です。
レンガの家のメンテナンスについて
レンガは耐久性が高く、紫外線や水による劣化はほとんどありません。
また、サイディングやモルタル外壁のような塗装も不要です。
しかし、レンガの目地(継ぎ目)が、気温の変化や地震の振動などで劣化することがあります。
目地がひび割れると、水分や砂、泥などが入り込んでカビや苔の原因となるので、必要に応じてモルタルで補修したり、高圧洗浄機で掃除したりしましょう。
もっと詳しく知りたい方は、アルファ建築空間までぜひお問い合わせください。
「レンガの家」の施工事例も多く、経験豊富な職人が在籍しているため、安心してお任せいただけます。
次回のブログもお楽しみに!