【コラム】畳スペースのメリット、デメリットを解説
POSTED. 2023.1.10
こんにちは、アルファ建築空間です。
近年、和室に代わって採用されることが増えてきた「畳スペース」。
今回はそんな畳スペースのメリットとデメリットを解説します。
畳スペースのメリット
「育児スペース」にピッタリ
畳のほど良いやわらかさが育児スペースにピッタリ。赤ちゃんのお昼寝やお世話などを快適に行えます。また、子どもの成長に合わせて、遊び場や勉強スペースなど幅広く活用できるのも魅力です。
「収納スペース」が増える
小上がりの畳スペースなら、収納スペースを増やせるのも嬉しいポイント。畳の下に大きな引き出しを取り付けられるため、普段あまり使用しないものなどもたっぷり収納できて便利です。
畳スペースのデメリット
子どもが落下する危険性
小上がりの畳スペースの場合、子どもが誤って落下してしまう危険性があります。わずかな段差であっても、乳幼児にとっては大怪我につながるリスクがあるため注意が必要です。
小さな子どもが使用する時は、ベビーゲートを設置するなどして対策をしておくことをおすすめします。
車椅子で移動する時の妨げ
車椅子生活になった場合、畳スペースが移動の妨げになる可能性があります。車椅子などを利用する場合は、畳スペースよりも、フローリングのお部屋の方が使い勝手が良くなります。
また、小上がりの畳スペースの場合は、バリアフリー化をすすめたくなるかもしれません。
そんな将来的なニーズには、後から撤去しやすいタイプの畳スペースを採用しておくのも1つの選択肢です。
生活スタイルや家族構成、ライフステージなどによって、メリットやデメリットは多岐にわたります。事前に使用イメージを膨らませ、必要な準備や対策を確認しておきましょう。